ガバガバ留学ビザ取得
ビザ申請時から、ウクライナのガバガバさは片鱗を見せていた
ウクライナはとーってもガバガバな国。上から下への通達、横同士の情報共有が全くされておらず、職員やタイミングによって言ってることが全く違うことがザラだし、そのせいで余計な手間とトラブルが増えることもある。
そのガバガバさがビザ申請にも表れていたことが別のウクライナ留学経験者A氏のビザ取得の様子を聞いて発覚した。
ウクライナビザ取得の際は以下の書類が必要とされている。
(2018年10月16日現在 https://japan.mfa.gov.ua/ja/consular-affairs/consular-affairs より)
しかし、私が大使館に問い合せた時に提出を求められたのは以下の書類。
○アポスティーユまたは公印確認取得済みの卒業証明書または成績証明書
○アポスティーユ取得済みの出生証明書
○アポスティーユまたは公印確認取得済みの健康診断書
○各書類のウクライナ語訳
○各書類のコピーと原本
○ビザ申請用紙
○パスポート
○写真1枚
○渡航目的を確認できる書類(私の場合は大学からの招聘場)
①から⑩の提出物の内容は何も指定されなかった。
大学で成績証明書と、健康診断書を発行、出生証明書は戸籍抄本で代用。医療保険は一番安いものに加入。
ところが、A氏が求められた書類は大使館のホームページに挙げられているもの全て。つまり、私が求められた書類に加えて
○残高証明
○航空券の予約確認書
を求められたという。また、A氏の話で明らかになったその他差異は、
○大学の健康診断書では不十分
○書類の翻訳は英語でも可(成績証明書、健康診断書、戸籍抄本を除く)
A氏曰く、ウクライナの大学に入学するには、日本の大学の健康診断内容では足りず、追加でエイズ等の検査が必要だと言うのだ。ネットで調べると出てくるというので調べてみた。A氏が見たサイトと一致するかどうかはわからないが、このようなサイトに行き当たった。
(2018年10月16日現在 Required Documents - Study in Ukraine より)
し、知らなかったー(^-^)が、求められてるものは大使館のホームページに書かれているものとほぼ同じだし、大学の健康診断書を出した時も特に内容を確認せず受け取ってもらえた…
書類の翻訳についても、ウクライナ語翻訳ができる人はそういないため大使館推薦の業者に依頼しなければいけない(書類一種類あたり何万とかかる!) なぜ英語翻訳ではだめなのだろうか… まあ、個人で翻訳してもいいらしく、私は知り合いのウクライナ人に翻訳を頼んだんですけどね
もしかしたらほかの提出物にも違いがあったのかもしれない。A氏は私よりも半年早くビザを取得し、その間に規定が変わったのかもしれない。私の調べが足りなかったが運良く申請が通った可能性もある。
真相は、神のみぞ知る………
そう、これがウクライナ
こんなんで……いいのか………?!