やきとり

ゆるゆる書いていき!

WWII博物館

 

第二次世界大戦博物館に行ってきました。

この博物館は野外と屋内の展示があって、野外展示は入場料無料。屋内の展示は2018年12月現在30フリヴニャ(約120円)

野外には対戦で使われた戦闘機がたくさん展示してあって、ミリオタはこういうの好きかもしれない。

 

 

この博物館は東部戦争の展示がほんの少しと、WWIIの独ソ戦の展示が大部分を占めている。その中でも特にソ連ウクライナに焦点を置いて、視覚的に迫るような展示がされています。

 

中へ入ると、東部戦線の展示が飛び込んできます。反露色は見受けられず、ただ兵士の所持品や武器を展示しているといった印象。

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館内の展示の8割はWWIIの独ソ戦でした。独ソ戦の始まりからキエフ解放までの歴史が展示されています。独ソ戦の中のウクライナに焦点を当てているようです。

 

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WWII関連の新聞、書類、武器などなど
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ドイツ軍と赤軍の進退・攻防の様子が図に表されている。

 

印象深かったのは、ナチス占領下の展示。

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ラトビアの収容キャンプの写真。色々な国籍の、10万人以上もの人が殺された。
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人の皮で作った手袋と、人の脂肪で作った石鹸。

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人骨粉砕機。たったの2ヶ月で6万人分の骨を砕いた。そのうち子供は6千人いたという。

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ナチスに破壊されるキエフ(フリシャーチク)の様子

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ナチスから解放されたソ連兵!嬉しそう!

ナチス強制収容所を作ってそこで残虐なことをしていたのは知っていたしはヒトの利用できる部分は全て利用して色々なものを作っていたものどこかで聞いて知っていたけど、実際にこうして実物(かどうかはわからないけど)を見ると、WWIIの時代に、この地域に生まれなくてよかった。これを作ってた人はどういう気持ちだったんだろう?月並みな感想だけど…

 

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この日は日が出る前から雪が降っていて、博物館の建物の外に展示してある銅像に雪が積もっていた。こういう銅像は雪を被っていたほうが雰囲気がでるよなあ

 

聞くところによると、この博物館は歴史修正が著しいらしい。残念ながら私はWWIIについては全く知らないため、どこがどう歴史修正がされているのか判断がつかない。もう少し勉強してまた来てみたい。